レッスンの生徒さんの作品です。
画像では雰囲気が伝わりにくいですが、今回はブリキを中心に置いて、裏庭の草むらの様な感じをイメージして、器と花を準備しました。
基本ワイエスの
レッスンでは「自由に花を楽しむ」事を最終の目標にしているので、見本に合わせて花を挿してもらう事は少ないです。
本当は見本通り作ってもらうのが簡単なんですが、それでは違う花材や花器で自分で花を楽しもうと思っても、一からイメージを作って花を挿す事が出来ないと思うからです。
最初は難しい部分もあるかも知れないですが、自分らしい花、自分らしい感性で花に接する事が出来ればもっと花を好きに、もっと自由に楽しめると思います。
器にブリキのみをセットして後はおまかせで作っていただいています。
挿す前に前に、イメージの仕方や挿し方の相談をして、簡単なアドバイスで始めます。
場合によっては何も話をしないで始める場合がありますが、大体そんな時は生徒さんが自分でイメージが出来て挿し始めているので、後ろで見守って、どうしても行き詰ったら一緒に離れて(客観的に)見るようにしています。
手助けするのは、主に本人のイメージを表現にかえる部分です。
当然、挿し直しもしますが、その際もイメージの手助けになるよう心がけています。
今来られている方は、ほとんど初めての方です。
個人差はありますが、月二回程度来て頂けるときっと「自分らしい花」に出会えると思います。
画像は全体像ですが、もっと低い位置で無いと雰囲気が伝わりませんが、写りきらなかったので・・・。