店で、植物を販売しているので、育て方を説明したり、たずねられたりします。
前の園芸知識でも書いていますが、水やり一つでも、とても長い説明になります。
昔知識が乏しかった頃は、説明は簡単に出来ましたが、経験や知識が増えるほど、どこまでの説明をすれば良いか迷い、言葉が歯切れの悪い物になってしまいます。そして「育て方」となると何とも困ってしまいます。
個人的に良いと思う育て方は、「植物に合った環境に近づける」それだけだと思っています。
ただ、それが難しいのは、植物の違いと、同じ植物でも個体差と言う個性がある所です。
人と同じように、強い物、弱い物、環境の変化や逆境に弱い物、強い物などあり、また元々の育ってきた環境の影響や育て方によって随分変わってきます。
特に植物は、言葉も動くことも出来ません。ただ、植物を毎日見てあげれば、「元気」なのか「体調が悪い」のかは分かってきます。それが分かれば、そのうち肥料が足りないのか、水が足りないのか、考えたり分かったりします。そんな時本を見て調べたり、園芸店で相談すると、その植物に合った環境が少し分かるようになります。
それからが「植物を育てる」段階になるのでは無いでしょうか?
まず、毎日10秒でも見てあげる。それが「親」としての基本になると思います。
よければ
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