花は咲きはじめから、咲いた状態では、色が微妙に変化していく物が多いです。
特にバラは変化が現れやすい物だと思います。最初の写真は入荷した状態のバラ「パナマ」です。花びらの内と外で色が違うのがわかるでしょうか?
二枚目の写真は咲いてきた状態のものです。
上と比べると色が薄くなっています。多少、光の関係もありますが、表情はずいぶん変わります。
この品種のバラは、今回初めて仕入れましたが、咲きやすく綺麗だと思います。
三枚目は咲いた状態を違う角度で撮って見ました。
この品種は、バラの切花で一般的な形の、「高芯剣弁咲き」です。かなり整った咲き方をしていきます。
昔は咲かない品種が重宝されましたが、最近は「咲き切る」品種も好まれます。
品種や生産者によって、早く咲くものが必ずしも早く散るとは限りません。咲いてからが長持ちの品種も多いです。
自分好みのバラの品種を探しに「花屋さんめぐり」をするのも楽しいかもしれませんよ。